デキレース

※「デキレース」とは??

(何らかの根回しが予め入っていて、結果が大半分かっている そんなうわべだけの大人のレースの意味

営業課の社内には、色分けされた グンと伸びた長い棒 そこに追いつけじと頑張る棒 

相変わらず下の方でもがいている棒と、貼り出された営業成績表がある

そこは正当評価されている場所 成績の悪い営業マンは寝る間も惜しんで勉強し、頑張るべきである

しかし、この世の中には 意味のないレースが多々あるようです
それが、いわゆる 「デキレース」というもの

分かりやすく言えば、力を持ったものが出場する試合

音楽業界では、誰もが知っている第一線を活躍するアーティスト
映画の世界では、一度 栄冠を手にした監督

社会では、社長をはじめ 課長 部長 下の役職の者から見て当てはまる上司

他にもいろいろあると思いますが、この人たちが試合に出場すれば 駄作であろうと

手抜きであろうと 間違った答えであろうと、たいがい勝利を収めることが出来る

もちろん正しい答えもある、そーゆーのがあってこそ この世の中が丸く収まっているという事実もありますが

僕らは時折 そのデキレースに支配されてしまうことがある様に思う 

僕も昔はそうだった…  数字で全てを評価し、ブランドでお洒落を評価し、

見た目や学歴や社会的地位で人を判断し(これは昔からそうは思わんが…)

デキレースによって 本当に価値あるものにモザイクがかかってしまっている気がする

勝者というものは、第三者であるそれぞれによって違う

「高価なブランド品のバック」と「980円のメーカー不明のバック」

デキレースでの勝者は当然のように前者だが、時にはこんな人もいる

「見た目や使いやすさ、長持ちはしなそうだけど 私はこの980円のバックの方が好きなんです」

それは、センスが悪いと言われても けして恥ずかしいことではなく、れっきとしてその人の中のレースでは
その「980円のバック」が表彰台に上るべき勝者なのだ
長い人生 自分の人生 一度しかない人生
マニュアル本を閉じる勇気を持つべきだと 僕は思います。